◎食卓がもっと豊かになれば

前回の縁日にもご参加いただいた〈温まる合間に〉さん。昨年熱海で起業したばかりの会社で、特に熱海・伊豆・湘南エリアの食卓がさらに豊かになるように、地産地消の農産加工品の開発をしています。

縁日当日は、贅沢な割合で旬の果実や果汁を使い、地元農産物の素材の良さが伝わるようこだわって作った商品が並びます🍓

◎販売予定の商品紹介

前回の縁日でも販売した「UME SYRUP(完熟梅のシロップ)」に加えて23年12月から発売した熱海ジャムシリーズや、3月発売の伊豆レモネードの試食・試飲・販売をします。当日販売予定の商品を一部ご紹介します。＊製造スケジュール調整中の商品もございますので当日の品揃えに変更がある場合がございます。

小田原のあきさわ園さんの無農薬の完熟梅を使って作った梅シロップ。炭酸水・冷水・お湯で3〜5倍に割ってお楽しみいただける希釈用ドリンクです。樹上完熟した完熟梅を使っているので桃や杏のような香りで味わいもフルーティー。

柑橘栽培の盛んな南熱海地区（多賀・網代付近）の畑で栽培された温州みかんで作った、熱海ならではのジャム。フレッシュ感を損わないよう、低温二重釜で熱負荷を抑えて作っています。国産甜菜糖を使用、無添加です。

伊豆産のブランドいちご"紅ほっぺ"で作ったいちごジャム。熱海の山を越えると広がる狩野川流域の平野部で作られたいちごを使っています。いちごの果肉の形が残っているのが特徴的なジャムで、こちらも無添加・国産甜菜糖で煮込んでいます。

3月発売の新商品！貴重な熱海・伊東産のレモンを100%使用したオリジナルレモネードです。レモン果汁を30%以上配合し、国産さとうきび由来の粗糖と伊豆の天然水で煮詰めました。

希釈用のシロップタイプなので、炭酸・冷水・お湯で3〜5倍に割ってご利用下さい。

こちらも熱海・伊東産のレモンを100%使ったレモネードですが、シロップタイプを炭酸水で5倍に希釈したサイダータイプ。香料・着色料・甘味料などの添加物を用いず、レモン果汁は贅沢に7%以上配合をしています。

◎箱根の伝統工芸「木象嵌」

箱根の伝統工芸といえば寄木細工が知られていますが、もうひとつのすばらしい匠の技が木象嵌です。

木象嵌とは、厚さ1.5cmほどの板を絵柄に合わせてくりぬき、はめ込んでおり、着色は行わず木の天然の色合いや木目を用いて絵を描いたもの。直線的な幾何学模様の寄木細工に対し、木象嵌は曲線と直線が自在に組み合わさっているのが特徴です。

時には焦げ目で風合いをつけたりと、非常に繊細な技術を要します。

◎「箱根木象嵌」の実演販売

〈木象嵌Atelier k〉さんは、国内で5人目となる厚生労働省の「木象嵌技能士(箱根細工技能士)」に認定されています。
普段は神奈川県湯河原町にて木象嵌の制作販売をしており、主に百貨店やイベントで販売しているそうです。

一人でも多くの人に「箱根木象嵌」を知ってほしいという想いから、縁日当日は1950年代イギリス製の足踏み式糸鋸を用いて、木材カットの実演を行っていただきます！

〈木象嵌Atelier k〉さんには前回の縁日にもご参加いただきましたが、今回は今までにない、新しい箱根木象嵌の作品も持ってきてくださるそう…！なかなかお目にかかれない「木象嵌の実演販売」。ぜひ直接ご覧ください。

◎無農薬無化学肥料のお米から作る生米パン＆スイーツ

生米パンとは、米粉ではなく生のお米からつくるパン。日本人のソウルフードであるお米のやさしい甘みがパンで感じられるので、パン派の人もお米派の人も楽しめます。

使用するお米は〈大同ファーム〉さんの自家栽培で、無農薬・無化学肥料で作られてるそうです。ぜひお試しください！

前回の縁日にもご参加いただいた〈大同ファーム〉さん。当日はパンやスイーツだけでなく、採れた柑橘類の果物も販売予定だそうです👀🍊

◎どんぐりでお菓子や絵本などが買える店

こちらのお店ではどんぐりで商品を購入することができます。

どんぐりをお持ちではないお客様のために、隣には日本円でどんぐりドルを販売するお店もございます。

◎熱海の路地裏にある無人の本屋「ひみつの本屋」

鍵がかかっているため、入場チケットを購入したら、ゲストハウスやスナック、バーなどに本屋の鍵を借りに行きます。

3冊まで本を持ち出すことができるので、海辺や喫茶店、宿泊先など熱海の好きな場所で本を読むことができます。

◎インソールの役割と効果

インソールは靴を快適に使用する目的以外にも、さまざまな効果があります。足首やかかとが歪んでいると、人間の身体はバランスを取るために重心移動や歩き方を変えようとします。その結果、間違った歩き方や重心移動が癖になって全身のバランスが変わり、太りやすくなったり脚の形が歪んだりしてしまう恐れがあります。そのような時、インソールは足元から姿勢やバランスをサポートし、身体全体の調子を整えます。

◎インソールで体感する身体の変化

〈NインソールPARK〉さんは、お客さんにオーダーメイドインソールの体験を通じて、現在身体に感じる痛みや不調に対する変化を体感いただいています。坂の多い熱海にお住まいの方は特に足元の負荷が大きいので、今より少しだけ、足元を意識するきっかけになればと思います。

◎富士宮焼きそばと相模湾の魚たち

富士宮やきそばは、一般的に販売されている柔らかいやきそば麺とは違い、独特のコシが特徴の富士宮市ご当地グルメ。

〈すいかひまわり〉さんは伊豆半島に富士宮やきそばを広めるべく、富士宮やきそば学会の研修を経て認定を受け、縁日にて出店します。また伊東の（星野干物店）とコラボして、相模湾で獲れた小魚の干物から揚げも出品します。魚は全てて出捌き、全て天日干し！小腹が空いたらぜひ〈すいかひまわり〉さんにお立ち寄りください。

◎2024年公開！異色のサメ映画

〈温泉シャーク〉は、熱海をモデルにした架空の温泉地「S県暑海市」が舞台の映画。温泉から突然サメが現れ、観光客を襲いまくります。製作費の一部をクラウドファンディングで調達した本作ですが、一口1000円を支援するごとに作中に登場するサメが増える「サメマシマシプラン」が話題になりました。結果、作中には432匹のサメが登場することになったそうです。

◎映画公式グッズなどの販売

縁日で本作品の関連グッズやサメのクラフトを販売します。前回も出店してくださった〈温泉シャーク〉さんですが、今回はサメの歯を使ったアクセサリーを新たに出品予定です🦈

◎家族で作ったアクセサリー

「コロナで忘れかけていた『人と繋がる』という気持ちを、過去行っていたハンドメイドアクセサリー販売を経てもう一度思い出し、一歩前へ踏み出したい」という想いで出店を決めてくださったそうです。

縁日では、フラワーコーディネーターの資格を活かし、自分の温室で育てたお花を使用したアクセサリー、リース、ブーケ、お母様が作った小物入れやお母様のかぎ針で編んだモチーフレースのピアスなどを出品予定です。

◎北欧諸国に古くから存在する「自然享受権」

スェーデンやフィンランドなどの北欧諸国では、200年ほど前から個人に「土地の所有者に損害を与えず、植物や動物に敬意を払って行動する限りは、その土地の自然を享受する権利」が与えられています。例えば滞在権（テントなどを用いて短期滞在する権利）や、果実採取権（野生の果実やキノコを採取できる権利）など。誰でも散策できるし、キャンプしたりベリーを摘んだり、湖や川に入って泳いだりして良いんだよ、という考え方です。

〈alaharasuyafo〉さんは、日本の山林を「広大な余白」として捉え、余白を楽しみながら文化を育んでいくと面白いのではないかと考えています。

◎「販売」ではなく「コミュニケーションを取る」

〈alaharasuyafo〉さんは林業を行う会社です。北欧の「自然享受権」に習い、自分たちで管理している山を自由に利用できる会員制サービスを提供しています。

縁日当日は主に焚き火をして、あわよくば物販をするというスタイルで出店予定です。私たちが山で過ごしているのんびりとした空気感をそのままブースとして持っていくという試みです。焚き火で焼いて食べたいものがあると楽しいかも！

◎ちる（軽食販売）×ろま（占い）

和食専門調理師のお父様と洋食調理師のお母様による〈ちる〉と、占い師の〈ろま〉による3人でのご出店です。ろまさんの占いは15分1500円を予定しています。ろまさんとの波長が合えば亡くなった方の気持ちや憑いているものが何者なのか分かるそう。ぜひお試しあれ🔮

お客様に笑顔で帰っていただくため、地元の方はもちろん、偶然熱海に来ている観光の方の思い出に残るような出店を目指しているそうです！ぜひお立ち寄りください。

◎ドライフラワーの魅力

ドライフラワーは、草花の水分を抜いて作られます。その過程で花色が少し薄くなったり逆に濃くなったりと、深みのある味わいが生まれます。生花の時には気づかない、草花が内に秘めている新たな色の世界を、ドライフラワーでは楽しむことができます💐

またどんなお部屋にも馴染みやすく、壁にかけたり平置きしたり、お気に入りの花瓶に入れたりと、飾り方の幅が広いのも魅力の一つです。

◎丁寧に作り込まれた作品

〈dryflower to U〉さんは、元お花屋さんが展開するドライフラワー専門店。一つ一つ丁寧に作り込まれており、暮らしに寄り添うものからハレの日やギフトなど、特別なシチュエーションにぴったりなものまでさまざまです。

縁日ではドライフラワーのリースやブーケ、ボトルフラワーやコサージュ等を販売予定。海にインスパイアされたものも制作予定だそうです🏝

未来創造部は、環境課題に対して、「持続可能で幸せな社会と未来」を創り出していくため、研究・調査に裏打ちされた「実践」活動を展開する場を熱海で提供しています。

その取り組みの中から、端材や剪定枝など、地域の未利用資源を適切な形でバイオ炭にすることで、地域循環共生圏の実現と同時に、気候変動対策の実現をめざしている「炭」のプロジェクトの紹介と、炭の販売を行います。

そして、未来創造部とコラボレーションするのが、熱海の老舗干物屋・釜鶴と静岡大学の学生のコラボレーションです。

「干物を身近に感じてもらうには」をテーマに共同して、釜鶴と学生が商品開発を行いました。つくったのはアレンジ自在な「 干物フレーク 」。

より多くの方に知っていただこうと、今回渚の縁日に出店を決めてくださりました。

今回は2店舗のコラボで、未来創造部の炭で焼いた、釜鶴こだわりの干物も販売予定です。

美味しい干物を食べられるだけでなく、熱海の環境や、干物をより身近に感じる機会にもなりそう🐟